巷を騒がせてる新型インフルエンザでございます。
地元では、夏休み前より、悴(せがれ)どもの学校でも当然、
感染者は出ており特に騒がれる事も,
もはや無くなっていた今日この頃、
手前どもで流行に遅れて熱を出した者が二名。
お唐と治郎でございます。
月曜日まで待ち、お医者にかかりますと、お唐さっそく
「先生、ちぇすといんふぇくしょんです。」
シロウトの患者が病名を断定する事は医者にとっては
いらつくことと存じますが、お唐は、そんなこたぁ構いません。
もともと英語が,倅いわく「すこぶる ぞんざい」。
あくまで能力不足なのでございます。
少しでも余計な言葉は足さず、最小限で
意味を通じさせる方法で、時には、いえ、かなり
頻繁に英国人を負かしちゃいるもんです。
(あきれられ,あきらめられるも,一策か)
さて、医者は、一瞬
「またか」という気色をみせたものの、すぐに
「また一体全体どうして、そう思いなさるのか?」と
言葉柔らかにお尋ねに。
答えを聞きながら、体を調べると
「えぇ、どうも、週末は、さぞ、お苦しかったでしょうが
既に回復の兆しは見えておりますので安心です。」
お唐は、やや不満気でしたが、医者は治郎を調べ始め
「しかし、おぼっちゃんの方は、まだ重いようだ」
と、おっしゃいます。
「どうも、これは、Swine Flu(豚フル)かもしれません。」
そして、とりあえずと、手前どもに背を向け
「あれ、どこに行ったものか?
また、どうして、こんな所にしまったものやら」
と取り出したのは、Authorization Formなる紙切れ。
なんとタミフルは配給制なのか
通常の処方箋で薬局から手に入れられぬとの事。
そして、その紙を手にして行くべきところも
指定されておりまして、市役所の専門隔離窓口だそうな。
さっそく、市役所まで出向きますと
門の前に大きな立て札あり。
「抗ウィルス剤を求める者は裏門へ回ること」
つまり
「人通りの多い正面口に来て菌をばらまくでないぞ」
でござんすよ。
さっそく裏へ行くと、駐車場の入り口にも張り紙が。
↓

PR